一生懸命に看護の仕事に臨むことは有意義ですが、頑張りすぎるのはよくありません。
自分のキャパを超えて頑張ると、身体にも心にも負担をかけてしまいます。
仕事ができる看護師ほど自分のキャパを把握し、余力を残しながら仕事に臨んでいます。
新人看護師ほど無理をして体調を崩すことが多いので注意しましょう。
体調管理で大切なのはストレスコントロールで、そのためには仕事の失敗を引きずらないことがポイントです。
確かに失敗に対して反省し、次から失敗しないように注意する必要はありますが、失敗を引きずっていてもネガティブ思考に陥ってしまうだけです。
心の状態がネガティブに傾いているときは免疫力が低下しやすいので、特に注意しましょう。
看護師は喫煙者の割合が少なくありませんが、その理由はストレスが溜まりやすい仕事であるためです。
ニコチンを摂取すると一時的に心身が和らいで楽になるという人は多いでしょう。
しかし、ニコチンは毛細血管を収縮させたり、免疫力を低下させたりするデメリットがあります。
スタミナも奪われてしまうので、同じ仕事をしていても非喫煙者より疲れやすくなります。
また、タバコはビタミンCを破壊するので、ストレス耐性を低下させるデメリットもあります。
喫煙が習慣化している看護師は、体調管理のためにも禁煙を心がけましょう。
タバコが欲しくなったら5分から10分程度待ってみる、タバコの代わりに飴やガムを食べるなどの対策を実践してみましょう。
また、カロリーの摂り過ぎも肥満や脂質異常症の原因となるため、1日のカロリー計算をした上で摂取することが大切です。