生活習慣の改善が大事

看護師がより良い看護を提供するには、普段からの体調管理が重要になってきます。
起床時にだるさを感じるようなら、その日は辛い一日になってしまうでしょう。
起床時は体調を最も正確に示す時間帯なので、朝が辛いという人は日中も午後も辛くなってしまいます。
看護師の体調管理の要となるのは、気持ちよく起きられるよう調整することです。
健康維持のためには1日8時間から9時間程度の睡眠時間を確保しましょう。
現実的に確保するのが厳しいという方も、少しでも近づけるように工夫することが大事です。
就寝する時刻が1時間遅くなるということは、活動する時間が1時間増えることを意味しています。
人間は起きているだけで疲労が溜まるので、疲労やストレス解消のためにも早寝早起きを徹底しましょう。

風邪をひかないための体調管理も必要で、うがいや手洗いは欠かせません。
なんとなく体調が思わしくないと感じた日は、栄養ドリンクを飲んだり、じっくり入浴して早めに就寝したりする対策が必要です。

食生活はバランスに注意し、ワンパターンにならないようにしましょう。
摂取品目が減ってしまうと、ビタミンやミネラルが欠乏しやすくなります。
特にビタミンCが欠乏すると、免疫力が低下して風邪のリスクを高めるので注意が必要です。
野菜や果物を意識的に摂取すること、そしてビタミンCを破壊する要因となる喫煙をやめることなどが大切です。

自分の生活習慣や体調を一番よく把握しているのは自分なので、自主的に改善する気持ちを持ちましょう。